歯科衛生士を目指す人からのよくある質問・気になる情報を詳しく解説します。

歯科衛生士を目指す人からのよくある質問

Q.歯科衛生士は手先が器用な方が有利ですか?

A.手先が器用な方が業務は楽でしょう。しかし患者さんとのコミュニケーション能力も大事なので、手先の器用さだけでは有利とは言えません。

Q.男性の歯科衛生士の場合、就職が難しいでしょうか?

A.歯科衛生士は女性のみの資格でしたが、男性へも門戸が開かれていますが、就職で男性の歯科衛生士を採用する医院はまだ少ないです。しかし男性ならではのニーズが高まって、男性の歯科衛生士が求められる時代になるかもしれません。

Q.人と話すことが苦手ですが勤まるでしょうか?

A.人と話すことが苦手でも感じの良い態度で接するように心がけると、患者さんに良い印象を残します。雑談のスキルよりきちんと症状の説明が出来て、診察中に痛くないか不快な症状は無いか気を配れる方が望ましいのです。患者さんに安心感を与える工夫をしてみましょう。

Q.就職先は歯科医院や総合病院の歯科だけでしょうか?

A.高齢化社会が進んでいく中で口腔ケアは、感染症予防の観点からも重要です。福祉施設では口腔ケアに力を入れており、適切な指導が出来る歯科衛生士を求めています。 医院や総合病院だけではない福祉施設などへも就職が可能で、在宅介護を受けている患者さんのところへ訪問して口腔ケアの指導も行っています。

Q.歯科衛生士の資格を持った上でスキルアップできるものはありますか?

4年制大学で歯科衛生士家庭を学ぶ人が増えており、より専門的な知識が求められています。さらに専門的な知識が必要となる「認定歯科衛生士」という資格を取得する人も増えています。歯科衛生士として5年以上の臨床経験があると、ケアマネージャーの受験資格を得ることが出来てスキルアップに繋がります。

Q.通信教育で歯科衛生士の受験資格を得られますか?

残念ながら通信教育では歯科衛生士の試験を受けられません。専門的な知識を学ぶため学校に通うことが必須です。国家試験の受験資格として、文部科学省や厚生労働省が定める歯科衛生士養成機関で3年以上修業することが定められています。患者さんと直に対応するため、専門学校では臨床実習も多く行われています。通信教育だけでは補填が出来ないのです。

Q.夜間部に通いたいのですが昼間部と違いはありますか?

夜間部と昼間部のカリキュラムにほとんど違いはありません。仕事をしながら歯科衛生士の資格を取りたい人は夜間学校もお勧めで、昼間の部と変わらない単位を取得できるようにカリキュラムが組まれています。ただ夜間部は数が少ないので、昼間部と比較してよく検討しましょう。