歯科衛生士の年収って?
歯科衛生士の年収
歯科衛生士の年収は勤務先によって違いがあります。勤務先の規模によって収入は左右されますが、平均して370万円前後という統計が出ています。
歯科衛生士は女性がほとんどで女性の収入では高く安定しています。
新卒では月収が20万円前後でボーナスなどは職場によって違うため年収に影響します。
歯科衛生士の収入は能力が高くなると上がっていくため、勤続年数が増えると給料も上がっていくことが多いです。
ただし昇給の幅の多少や、昇給の頭打ちなども職場によって違います。
実力が上がると正規の職員として勤務するメリットを感じられなくなり、複数の医院を掛け持ちして働いているフリーランスの人も見受けられます。
そのため腕に自信があれば収入アップも見込める仕事です。
ある統計では平均年齢31歳、勤続年数6年弱で年収は340万円です。労働時間は一ヶ月に平均して165時間で、8時間勤務が4日、4時間勤務が2日で休日は1日が目安です。
交替で休みを取ることが多くシフト制の医院も多いです。
歯科衛生士の待遇
ほとんどの医院では交通費、残業代が支給され退職金も出ることが多いです。
また家賃補助を行う手厚い待遇の医院もあります。
資格を取るために積極的に支援を行っている医院が多いので、スキルアップしたい人に適しています。
普通の企業と同じように健康保険や雇用保険、労災保険は歯科医院の指定しているものに加入できます。
歯科衛生士の一日
朝、出勤して仕事着に着替えます。
清潔感がとても大事なので髪型はまとめるようにして清楚なメイクを心がけましょう。
ピアスやネイルは厳禁としている委員がほとんどです。
予約の患者さんのカルテを歯科医師と確認してスケジュールを組みます。
午前中は13時過ぎまで診療を行うことが多いでしょう。
休憩時間は1時間30分程度が平均で長目のため、自宅が近い人は帰宅して家事を行ったり、買い物へ行くことが出来ます。
午後は学校帰りの患者さんが増えるので混み合って忙しくなります。
残業はほとんど無く時間通りに帰宅できます。
歯科衛生士のメリット
国家資格のため求人が多く、結婚や出産で退職しても再就職しやすいです。
歯科医院の数は増え続けており、それに伴って歯科衛生士の数も増えていますが、まだまだ人員は不足しています。
不況に強いので安定した収入を見込めます。
また家庭の都合に合わせてパート、フルタイム、正社員、派遣などの雇用形態を選べます。
配偶者の転勤で引っ越しが多い人も再就職しやすいので家計が安定しやすいです。